9月12日(水) 「前 兆
am6:00、フードに口をつけようとしません。
いよいよお産の始まりか.....。
右の写真はam9:45に撮ったものです。普段ならこの時間、涼しい広場で過ごすのですが、もう犬舎から出てこようとしません。

pm12:00、傍に行っても殆ど動こうとせず、頭を上げて尻尾をフリフリするだけになりました。
黙っているけど、かなりきついのでしょう。
この分だと早くて夕方、遅くても夜には産気づいてくると思われます。ポーちゃん、頑張れ!

      9月13日(木)   「帝王切開  
13日am1:40、陣痛が始まりました。その6時間後、第1子を出産。
喜んだのも束の間、生まれてきた子犬はとても悪い状態で、すぐに死んでしまいました。
レスカの2度のお産で生まれた子犬は、1頭も欠けることなく元気に成長しましたので、大きなショックを受けましたが、悲しんではいられません。その間にも、ポルダには辛い陣痛が来ています。

その後も何度となく陣痛が来て、そのたびにポルダは大きくいきみますが、子犬は一向に産道に降りてきません。死んでしまったとはいえ、既に1頭産んでいるポルダの乳房からは、ぽたぽたとお乳が滴り落ちています。

子犬の状態を調べるため、獣医さんへ連れて行きレントゲンを撮ってもらうことにしました。
3頭の子犬が確認されましたが全て逆子で、超音波を当ててみると、皆心拍が無いとの事。
おまけに、2頭一緒に産道へ降りようとしていて、入り口に引っかかり自然の状態で排出されるのは無理だろう.....ということです。

聞いた瞬間、頭の中が真っ白になりました。
「こんなことって.......ポルダは一体何のために痛い思いをして頑張ったんだろう。
 こんなに溢れて出てくるお乳をどうすればいいのか。。。」
これまで全てが順調に運んでいた犬たちとの楽しい生活。。。初めて、一度に押し寄せてきた不幸な出来事に、私はとても混乱していました。そして、まるで別人になったみたいに、大人しくされるがままになっているポルダを見ていると、涙が止まりませんでした。
そんな中で、ポルダにお産の前兆が現れ始めてからというもの、昼夜を問わず、ずーっと最後までポルダを見守り、介助してくださった恩師ご夫妻の存在が、私達にとってどれだけありがたく心強かったか。。。m(__)m 

開腹後、子犬は4頭入っていることがわかりました。3頭は診断どおり死んでいましたが、1頭は元気に生きていました。牡で、550グラムもあるしっかりとした子でした。
Cの付く名前を考えなければなりませんが、正式に決まるまで我が家での愛称は「ポチ」。娘が決めました。どうして?と聞くと、「ルダが産んだビちゃんだから。」ですって(笑)。

ポチは私達にとって、神様が授けてくださった奇跡の子、特別な子です。
他の兄妹たちの命を全部背負って生まれてきました。ポルダが守った最後の子、きっと強いパワーを持っています。ポチのお陰で、虚脱感に襲われ悲しみに沈んだ私たちも救われました。
リコの時同様、ポルダと共に全身全霊をかけて育てていきます。
1頭だけの出産日記ですが、どうか皆さんも一緒にポチの成長を見守ってやってください。

ポルダの出産を心待ちにしていてくださった皆さん、ご報告が遅れ、ご心配をおかけいたしました。
  そして、何ヶ月も前からお問い合わせをいただき、予約をしてくださった方々には、
  本当に申し訳ない結果になってしまいました。 心から、心からお詫びいたします。m(__)m 


        

ポチ
>はじめまして♪ 僕、ポチです。
      ボクの新しいお家は、もう決まっているんだよ。山形のリーコお姉ちゃんのお家です。
      大きくなったら、そこの子になるんだ。
      はるばる山形から、皆でボクに会いに来てくれるんだって。うれしいな\(^o^)/