9月19日 エルフの旅立ち・最終章
6月27日に産声を上げたエルフも、今日で生後86日。
もう”小さな子犬ちゃん”ではなく、精悍なチビボクサーです♪ 最近、益々お兄ちゃんらしくなりました。
エリスとエルフィが8月27日に、エリザが31日に、それぞれの飼い主さんのもとへ旅立ってから約3週間。
断耳後の処置のためひとりで居残りしていましたが、明日、鹿児島空港から北海道・千歳空港へ旅立ちます。
我が家で過ごす最後の夕暮れ。日が沈み、暗くなるまで庭で一緒に遊びました。
庭のあちこちに、ボールやぬいぐるみ、たわし、木切れ、花壇に咥えていったサンダルなど、エルフのおもちゃが散らば
っています。エルフが旅立った後、遊んでいた痕跡を目にするのは辛いので、明朝、鹿児島へ出かける前におもちゃは
全部片付けようと思います。台風が近づいてきていますが、飛行機は無事に飛ぶのかな?少し心配です。。。
|
|
昨年10月、交配したものの残念ながら受胎せず、再度、今年4月に交配したポルダ。
6月27日、ポルダは、牡3頭、牝3頭、計6頭の子犬を出産しましたが、殆どが逆子という困難なお産で、牡1頭は死産。
元気に産声を上げて生まれてきたエミールも、2日後に急逝。
結局、牡1頭・牝3頭しか留まらず、出産の喜びの裏では、何度も涙を流しました。
犬は安産だと言われ、人間界では、妊娠すると安産祈願のため、戌の日に腹帯を巻く習慣がありますが、犬が安産だというの
は間違いだと思えます。レスカとポルダによる過去5回の出産のうち、順風満帆何事もなく出産し、途中で1頭も亡くなることなく
全ての子犬たちが元気に成長したのは、レスカ1回目(スーチー・マル他計10頭)のお産のみ。
出産予定日の数日前から犬舎に泊り込み、無事に生まれてからも、夜間は数日間交代で付き添い、目が開いた、音が聴こ
えた、ヨチヨチ歩いた、ワンワンと吠えたetc.....、小さな子犬たちの日々の成長を喜び、時には心配して落ち込んだりの日々。
喜びと笑顔、流した涙の分だけ、私たち家族の子犬たちに対する愛情は益々深まり、それに比例して別れの辛さが募ります。
何度経験しても、宮崎空港での別れの場面では泣いてしまいますが、そのたびにこう自分に言い聞かせています。
「悲しむことはない。この子達は、今よりもっと幸せになるために、旅立っていくのだから。」と。
そして、その後、子犬たちの近況をお聞きしたり、送ってくださるビデオや写真を見る中で、子犬たちの”もっと幸せ”を確信した
とき、それまでに流した涙の痕は跡形もなく消えてなくなり、感謝と嬉しさで一杯になって、繁殖に携わって良かった!と心から
思えます。子犬たちの幸せと、迎えてくださった飼い主さんの笑顔こそが、繁殖を志す私たちの励みになり、その後の大きな
糧となるのです。
お陰さまで、今回の4頭の子犬たちも、それぞれ大変素晴らしい飼い主さんに迎えていただきました。そのことが何より嬉しく、
家族一同、心から感謝していますm(__)m
「2003.6月 ポルダの出産日記」は今日で終わりますが、全ての始まりはこれからです。
これから本当の意味で、子犬を迎えてくださった飼い主さんと私たちとの10年以上に亘るお付き合いが始まります。
我が家で生まれた可愛い子犬たちが天命を全うする日まで、その健やかな成長を飼い主さんと一緒に見守って行きたいと
思っています。
つたない日記ではありましたが、今日までご覧くださってありがとうございました。
 |
 |
 |
 |
吉田エルフ(北海道・登別) |
石渡エリス(千葉) |
高田エルフィ(沖縄) |
郡山エリザ(鹿児島) |
最後に.....。
毎回のことながら出産に立ち会ってくださり、出産後も何かにつけて的確なアドバイスで私たちを支えてくださった、九州ボクサー
クラブ部長・石原先生ご夫妻、遠路はるばる子犬たちに会いに来てくださったボニー家・ノエル家・ディナ家・ダンク家の皆さん、
温かい”おめでとうメール”をくださったたくさんの方々、全ての皆さんのお陰で、こうして出産日記を締めくくることが出来たと感
謝しています。心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
そして最後に、夏休み中、遊びにも行かずに、昼間の授乳や離乳食を担当してくれた我が家の3人の娘たちへ。
あなたたちのお陰で、お父さんもお母さんも安心して仕事に行くことができました。ありがとう! 2003.9.23 J.Watanabe
|