エンゼルフィッシュの産卵物語....その1
エンゼルフィッシュはディスカスやアピストラグマ等のように、ペアで子育てをする魚です。
産卵から2〜3日で孵化した稚魚の頭部には、粘着性の糸のようなものが付いているらしく、泳げ
るようになるまでの3〜4日は、産卵された場所(アマゾンソード(水草)や流木など)に、びっしり固
まってくっ付いています。 その間も、その後泳ぎだしてからも、ペアは付きっきりで稚魚たちを見守
ります。近づいてくる他のエンゼルを追い払い、稚魚を守るのに適切でない思ったら、口の中に吸
い込んで別の場所に移動させ、時にはフラフラとはぐれてしまった稚魚を探して元の場所へ戻した
り......etc.。本当にいつも大忙しで、「大変ね〜(;_:)....」と思いつつ、ほんわか心温まる光景です。
左の写真のエンゼルは、3回目の孵化で昨年初めて我が家で生まれた子です。今では体長12セ
ンチほどに成長しました。魚は犬と違って桁違いの産卵をしますので、あくまでも鑑賞用として飼育
し、繁殖をさせるつもりはなかったのですが、90センチ混合水槽の中で自然に出来たペアが、いつの間にか産卵を始めていたのです。
最初の数回は無精卵でしたが、そのうち孵化するようになりました。繁殖はしないと決めていても、生まれてしまったら放ってはおけません。
孵化1回目。
エンゼルがいくら熱心に子育てをする魚だといっても、稚魚が自由に泳ぎ始めたとき、この広い混合水槽で他のエンゼルたちから稚魚を守ることは
大変なので、30センチほどの水槽を用意して、稚魚たちを移しました。ヨークサックがなくなって泳ぎはじめたら、餌を与えなければなりません。
稚魚用の粉末の人口飼料を買ってきて、一日4〜6回与えましたが、日ごとに数尾ずつ死んでいって、1週間で全滅してしまいました(T_T)
孵化2回目。
暫くは産卵することはないだろうと暢気に構えていたら、2週間足らずのうちに、また産卵→孵化してしまいました。そして同じ結果(T_T)
もう産卵させてはいけないと思い、ペアのメスを60センチ水槽に移して別居させました。
孵化3回目。
90センチ水槽に、別のペア(父・レースベールテール、母・トリカラーダイヤモンド)が誕生していました。気づいたときには既に孵化\(-o-)/
今度は稚魚だけでなく、母親のエンゼルを一緒に移しました。甲斐甲斐しく稚魚の世話をする母エンゼル。今回は大丈夫かと思いましたが、
やはり日ごとに死んでいき.............一番よく食べていた3尾だけが残りました。
1尾はトリカラーダイヤモンドのベールテール。あとの2尾は、トリカラーとトリカラーベールテール。我が家のF1たち(左上の写真)です。
その2に続く..........2007.10.29
エンゼルフィッシュの産卵物語....その2
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孵化4回目(2007.6月)
2組目のペアも別居させたのに、またまた別のペアが誕生しました。
父親は、なんと!我が家のF1・トリカラーダイヤモンド。母親は2サイズも
大きなブラッシングレッドトップのダイヤモンドベールテール。過去の苦い
経験から、今回は本格的にブラインシュリンプエッグス(写真・左)とブラ
インシュリンプの孵化器(写真・右/ブラインシュリンプハッチャー)を用意
しました。塩湖に生息する微小な甲殻類の乾燥卵を、28℃の塩水で24
〜26時間エアレーションして孵化させ、稚魚に与えるのです。
与えてみると、あらびっくり!水槽内を活発に動き回る1ミリにも満たない
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ブラインシュリンプを、まあ食べること食べること!稚魚たちの透明なお腹が、みるみるオレンジ色にパンパンになります。
今回は大成功でしたヽ(^o^)丿 子育てが下手だった母・エンゼルに食べられてしまった子の他に、死んでしまったのは僅か2尾。
この↓↓↓写真のように、見事に成長しました。常に動いているので正確な数はわかりませんが、少なくとも40尾はいます。

これもひとえにブラインシュリンプの偉大な力です!今更ですが、初め
て口にする餌にその後の成長が左右されるのは、犬も魚も同じなんで
すね。殆どの子がトリカラーのレッドトップ、更にその中の半分ほどがブ
ラッシング(透明鱗)の特徴を保持し、ベールテールとダイヤモンドを表
現した子が2割くらいいました。このちびっこたち、本当に可愛くて、毎
日、穴が開くほど眺めていましたが、喜んでばかりもいられません。
だんだんと複雑な心境になってきます。というのも、こんなに育ってしま
っても、我が家の水槽事情を考えると、残せるのはせいぜい5尾。
あとは貰ってくれる人を探さなければならないからです。
友人・知人・職場、全てに声を掛けましたが、結局、貰われていったのは6尾だけ。地元の新聞の「差し上げます」欄に投稿しようと思っていた矢
先、またまた90センチ水槽のパイプの陰に、稚魚の塊がくっ付いているのを発見しました!
なんと、いつの間にか我が家のF1同士が交配し、F2が誕生したのです。完全に水槽が足りません。
早速、ホームセンターの熱帯魚コーナーで引き取ってもらうことにして、翌日、来店しました。ところがそこの店員さんがビックリ発言!
「状態や形が良いものは店頭販売しますが、そうでないものは処分することがあります。」しょ、処分?最初、耳を疑いました。
「処分って...........どうするんですか?」
「餌にすることもあります。」エ、エサですってぇ〜?!とんでもない!電話で聞いた時は「無料だったら引き取ります。」としか言わなかったのに。
「じゃあ、このまま持って帰ります。餌になんて、かわいそうでできません。」すると店員さん、
「とりあえず、見せてください。」と言ってプラケースにすくってみては、ちびっ子たちを品定め。
「形も綺麗ですね。これなら大丈夫です。店頭に出せますよ。」そうでしょ?綺麗でしょ?
「本当に餌にはなりませんよね?」と何度も念を押し、大丈夫かしら......と、後ろ髪を引かれる思いで、後味悪くその店を後にしました。
でも考えてみると、その時は「ビックリ発言」にしか聞こえなかった店員さんの受け答えも、販売する立場では当然のことなのでしょうね。
たとえタダでも、質の悪い幼魚を持ち込まれては買い手がつかず、結局は売れ残って店の不利益に繋がるのですから。
今回の件で改めて、絶対に繁殖はさせない!と決めました。目標とする個体を作出するための計画繁殖でもないのに、せっかく生まれてきた稚魚
を餌にしてしまうような、最悪な事態は避けなければなりません。
・ペアが出来たらすぐに別の水槽に隔離し、性別が分かった時点で雄・雌を完全に分ける
・万が一産卵してしまっていて孵化したら、ブラインシュリンプは与えるけれど、稚魚を別水槽で育てることはせず、自然淘汰に任せる
自分で全て飼うことができず、かといってこの手で淘汰もできず、ペットショップの餌にもできないのなら、こうするしかありません。 |
この↓↓↓写真は体長5ミリほどのF2たち。発見直後、90水槽からプラケースに移して、ちびっこたちの水槽に浮かべているところです。

右側のケース越しに写っているのが、ホームセンターに引き
取ってもらった、ちびっ子たちのうちの1尾です。体長4センチ
ほど。綺麗でしょ?
さて、このF2たちもブラインシュリンプをたくさん食べて、元気
に泳いでいます。親はどちらもベールテール、父親はダイヤ
モンドで、レースベールテールとトリカラーダイヤモンドの血を
引く稚魚たちです。今のところ、白っぽい子ばかりのようですが、さて、今回はどんな特徴を表現するでしょうか?楽しみです。
この稚魚たちは、1ヶ月以上経ってエンゼルフィッシュの形を呈してきたら、地元の新聞と、このサイト上で貰ってくださる方を探すつもりです。
但し、引き取りに来てくださる宮崎市近郊の方で、決して大型魚の生餌にしない方!限定です。(^_-) 2007.11.3
エンゼルフィッシュの里親さん募集!
10月末に生まれたF2達が、3週間でこんなに大きくなりました(*^^)v
体長5ミリほどでしたが、今では2センチ前後に成長!まだまだバランスは良くありませんが、エンゼルフィッシュの形になってきました。
1日1回、ブラインシュリンプエッグスをハッチャーで孵化させて食べさせていますが、斃死を確認したのは4尾ほど。順調に発育しています。
絶えず動き回っているので、正確な数は分かりませんが、ざっと40尾は居ます。今回も、我が家には5尾くらいしか残せません。
あと一月もすると、冷凍赤虫が食べられるようになるくらいに大きくなりますので、どうかこの子達を貰ってください。
大事に育てくださる宮崎市近郊の方、ご連絡をお待ちしています! m(__)m 2007.11.18
 
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